「身体に良い物、旬の物をおいしく食べる」ことを基本に献立を作成し、四季折々の物を取り入れた一飯一汁一菜の給食を作っています。
また、身体に良い物をおいしく食べるために、給食、おやつ共、手作りです。
3才未満児はもとより完全給食でしたが、食生活を見直すのなら主食からという
考えから保護者の負担により、3.4.5才児の完全給食も実施しています。
お米は生活排水の一切入らない山の上の棚田で収穫された玄米を購入しています。
五分搗き米を基本とし、麦飯・五穀米など身体によい「ご飯」を作っています。
半島に位置する引津保育園は、南北が海に面しており、自然に恵まれた所です。春や秋は、園外保育や散歩を楽しんでいます。近くにある国の指定公園「万葉の里公園」は自然が豊かで、子ども達の大好きな場所です。また、広い園庭で0才から6才までのお友達が、思う存分遊びます。大きなセンダンの木があり、夏には、涼しい木陰で砂遊びをし、園庭の隅っこで虫取りをします。どろんこ遊びや、プール遊びも楽しみのひとつです。春に芋の苗を植え、秋に芋掘りをします。
3才、4才、5才児は縦割り保育を行っております。3つのグループ(あかグループ、しろグループ、あおグループ)があり、毎日の保育生活を送っています。年齢別で活動したほうが適している場合は横割りクラス、もも組(3才児)ばら組(4才児)ゆり組(5才児)で活動しています。少子化が進んでいる今日、一人っ子や兄弟数の少ない子ども達が、縦割りグループで過ごすことによって、お兄さんお姉さんに従ったり、小さいお友達を援助したりしていくうちに、思いやりや、感謝の気持ちが育っています。
平成29年度に新しく生まれ変わった新園舎は、木のぬくもりがいたるところに感じられ、風通しや採光にも配慮した設計となっています。保育室の大きな窓からは明るい陽射しが差し込み、引津湾、加布里湾のどちらの海も見渡すことができます。新園舎と乳児棟のどちらも、小さな子どもたちが家庭と同じようなあたたかい環境で安心して過ごせるようになっています。また、南側に2つある園庭は、3歳未満児と3歳以上児用があり、明るい場所でのびのびと子ども達が遊べるようになっています。

7:00から8:00までの早朝保育と、18:00から19:00まで延長保育を行っています。(※土曜日は延長保育はありません。)利用される場合は届出が必要です。18:00からの延長保育には若干費用がかかります。

乳児保育は、保育園の特色にも記載していますように、0歳児のために、良い環境を整えるよう努力しています。子どもたちが安心してゆったりと過ごせるように、また行き届いた保育ができるように、今後も色々な工夫をしていきたいと思います。また、経験の長い保育士や、子育ての経験のある保育士、また常時、看護師を配置していますので、病気や育児についての相談にも対応しています。

保護者の事故やケガ、育児による心理的・肉体的負担の軽減のため、緊急・一時的に保育を必要とする子どもさんをお預かりいたします。

保護者の就労、職業訓練、就学などにより、月64時間以上家庭保育が困難となるお子さんを対象に、保育の必要な日に預けることができます。

地域との交流を図るため、下の3事業を行っています。
@老人福祉施設訪問など世代間交流
A異年齢児との交流
B保育所体験

4・5才児のお友達が老人施設を訪問し、おじいちゃん、おばあちゃん達と楽しい時間を過ごしています。また、運動会や発表会、保育参観にお年寄りの方を招待しています。核家族化が進み、家庭においてお年寄りの方と触れ合う機会が少なくなった子どもたちにとって、おじいちゃん、おばあちゃんと触れ合うことは思いやりを育むよい経験になっています。小学校低学年のお友達との交流では七夕まつり、運動会に招待し、楽しく過ごしています。保育所体験では、未就園児のお友達を園の行事に招待したり、一日保育や半日保育などを体験してもらい、集団生活の楽しさを味わってもらいます。

日々の通園ができ、集団保育が可能な子どもさんを、お預かりいたします。子どもさんの状態を中心に、保護者と保育園と協力して保育を進めていきます。障害児と健常児が共に生活することによって、お互いに習得するものがたくさんあります。理想は、統合保育(ごく普通の保育の中に障害児が普通に入っている保育)と思っています。

通園している児童を対象に、病気の回復期にあって、一時的にその児童の預かりを行うことで、保護者の子育てと就労の両立を支援することを目的としています。
引津保育園は「子育て支援センターひきつ」を併設しております。子育て中のお母さん・お父さんなどの育児相談や、育児講座などを行っています。引津保育園の中だけではなく、地域の子どもに関わるすべての方を対象としています。